フルカウント1100大戦モデル(My デニムの紹介⑤)

ジーンズ

本日もご覧いただきありがとうございます。本日の紹介はまたもや私が履き続けてるジーンズになります。リペアをしながらも25年間、魅力を出し続けてくれてます。

フルカウント Lot1100 大戦モデルW30L34

フルカウントの大戦モデルLot1100になります。

フルカウントってどんなブランド?

フルカウントは1992年にジーンズブランドのエヴィスから独立して創業した大阪発のブランドです。

ビンテージの再現を掲げる傍ら、高級なジンバブエコットンを100%使用したデニム生地で、履きやすさを追求したジーンズを作ることをコンセプトに製品をつくってます。

1999年の限定モデル

フルカウントのLot1100 大戦モデルは、専用生地をベースにポケットの生地、フロントボタン、シルエットなどを変更しながら、毎年、限定モデルとして発売されてます。

私が持っている1100は1999年に発売された大戦モデルです。フルカウントの歴史の中でも初期時代からこのような形でありました。

使用している生地は、代表モデル0105でも使用されていたジンバブエコットンの13.7オンス生地をベースにインディゴの染めを薄めにしたオリジナル生地を使用してます。新品の状態で見た時に、レギュラーモデルと比べて、青みが強かった記憶があります。

現在の大戦モデルは茶綿の生地やオンスが少しある分厚い生地を使ったりしています。

色落ちは全体的に鮮やかなブルーで強烈なタテ落ち

青みが強い生地なので、色落ちは鮮やかなブルーに仕上がってます。現代で好まれているようなメリハリのある色落ちではなく、ヒゲやひざ裏のハチノスなどアタリのつき方は柔らかい感じです。

ヒザを中心に綺麗な濃淡が出ています。サイドシームはくっきりとセルビッジに沿った色落ちをしています。スソのパッカリングまで含めて、このジーンズで一番美しく感じる部分の一つです。

大戦モデルのディテールを踏襲

リベットが省略されたコインポケット、月桂樹のフロントボタン、フロントポケットのスレキはヘリンボーンなど、大戦モデルのディテールを踏襲。

太めのシルエット、左右でアンバランスに取り付けられたバックポケット、バックポケットのペンキステッチなども大戦モデルの魅力です。ペンキステッチはまだかろうじて残ってます(画像で見えますかね?)。

バックポケット周りの色落ちは本当に綺麗です。フルカウントのジーンズ全体に言えることですが、タテに線が綺麗に出る色の落ち方をします。

 

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フルカウントジーンズの耐久性

ジンバブエコットンの生地は、柔らかくてとても体に優しい印象があります。真夏にも不快感なく着用できるジーンズです。

ステッチのほつれ
スソのリペア
ステッチがほつれたパッチ

反面、他のブランドと比べると生地の破れやステッチのほつれが頻発し、その都度で酷いところはリペアをしながら履いています。

25年に渡り、履いているジーンズの耐久性をどうのこうのなんて感じですが、私が持っているジーンズの中では一番気を使って管理をしているような気がします。逆を言えば、一番お気に入りのジーンズなのかも知れません。

フルカウントのジーンズはオススメします

私が持っているフルカウントは本日紹介した1本だけなのですが、ブランドがコンセプトとしている履きやすいジーンズがしっかりと製品化されていおります。25年間にわたり履き続けることができているのが何よりの証拠です。

現在は生地やシルエットに改良が加えられておりますので、もっといいジーンズができていると思います。ベーシックな0105や1108などのモデル、分厚い生地のヘビーオンスなどで体感してみてはいかがでしょうか?一生モノを手に入れられると思います。

 

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本日も最後までお付き合いいただきありがとうございました。

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