本日もご覧いただきありがとうございます。前回の続きで本日も2本を紹介したいと思います。これらのアイテムはやっぱり抜群の雰囲気を出してくれてます。
ジョーマッコイ Joe Mc Coy Lot.906 W29L34
XXの後期のモデルになります。先程の901に比べて、シルエットは股上が浅くなり、やや細身になり、生地は分厚くなってます。
確か13.8オンスだったような気がします。間違ってたらすみません。
ヒゲがいい感じタテ落ちがハッキリとしてます。サイドシーム、パッカリングがキレイに出てます。全体的に濃淡がクッキリして立体感があります。
革パッチが綺麗に残ってます。当時のジョーマッコイのパッチのデザインは西部開拓をコミカルに描いたデザインで大好きです。
ひざ裏のハチノスは程よくできて満足な状態です。
このモデルは志半ばの状態ですが、非常に完成度が高いと感じております。
まだまだ色濃いのですが、サイズアウトの為、保管中です。痩せたらまた履きたいです。
ウエアハウス 1001XX(1000XX) W29L34
強撚の酸化デニムで作られたタブ付きのモデルです。アメリカの本家からの訴訟問題で次のモデルからタブがなくなり、生地が変更されると聞きつけて。とっさに買った1本です。
本家(L社)から訴訟を起こされるなんて、レプリカの出来が相当なものだったことの証明ですね。
当時は1万円台でこれが変えたんですよねー。
ウエアハウスはマッコイに比べると生地が青の色合いが強く、自然な感じの色落ちになってます。それでもヒゲやタテ落ちはキレイに出てます。
リベットやフロントボタンは経年変化でサビが出ていい感じです。
裾のパッカリング、サイドシーム、ハチノスは浮き上がってきてる程度です。この辺りも自然に出てきたのを強く感じます。
レインボーステッチと呼ばれる、イエローとオレンジのステッチを両方使用する面白いディテールを持っています。ベルトループにレインボーステッチがあります。よくみないとわからないですが。
パッチも現在のデザインと違ってシンプルです。個人的に好きなデザインなので、復活して欲しいです。Lotやサイズの刻印はかろうじて残ってます。
色落ちがなかなか美しいです。ヒゲやアタリがしっかりとついています。
これもサイズアウトしてしまいました。
どちらもまだまだ履ける
かなりいい感じに仕上がりつつあるのですが、わがままボディーのせいで残念ながらお蔵入りになってるのです。
先ほどもつい着用してみたのですが、フロントのボタンを閉めることはできるのですが、苦しくて苦しくて・・・。
レプリカのビンテージ?
引退したモノとして紹介した4本のデニムは全て購入してから20年以上が経っておりますが、現代でも通用するものだと思います。着用せずとも20年以上の歳月がアイテムにその雰囲気を出してくれてるのかも知れません。
初期のレプリカジーンズは、もう「レプリカのビンテージ」と呼べるかも知れません。
これからも私の宝物として、大切にしていこうと思います。
本日はこの辺りで失礼します。本日も最後までご覧いただきありがとうございました。
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